17
2014/5
筋力低下は腰痛の原因に
二本足で立って歩く人間は、背骨に体重の負担が大きくかかります。特に腰椎の下部には、全体重の60%ほどかかるといわれています。
腰椎をサポートしているのは、腹筋と背筋です。
上体を前に曲げる時には主に腹筋が、後ろにそらす時には主に背筋が働きますが、これらの筋肉は、背骨を動かすだけでなく、背骨を前後から支え、守る役割をしています。
例えば、荷物を持つ時、背筋で支えると同時に腹筋を緊張させ、腹圧をあげることで腰椎の負担を軽くしています。
これらの筋力が低下すれば、それだけ腰椎にかかる負担は大きくなります。筋力低下は腰痛のリスクを大きくするのです。
運動不足の人は、特に注意が必要です!