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2014/5
筋力は20歳ころから衰える
筋力は20歳ころから、年に1%衰えるといわれます。加齢とともに腰痛が増えるのは、背骨や椎間板の老化のせいばかりではなく、筋肉の衰えが影響しています。
変形した骨や椎間板は治すのが難しいですが、筋肉は運動によって鍛えることができます。腹筋や背筋が強くなれば、良い姿勢が保て、腰も疲れにくくなります。
高齢になると、骨粗鬆症のため骨が弱くなり、そのために腰痛に悩まされる人も増えますが、骨を弱くしないためにも、運動により骨に刺激を与えることは欠かせません。
日頃運動をしていると、体のバランスを保つ機能や反射神経も良くなって、転びにくくなり、骨折を防ぐことにもつながります。