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2014/5
習慣の違いと筋肉の関係
ボディビルの世界では、日本人は欧米人に比べて、上腕二頭筋(力こぶの部分の筋肉)は発達しやすいが、上腕三頭筋(力こぶの裏側の筋肉)は発達しにくいと言われています。
この要因のひとつは、昔から引き継がれてきた生活習慣があげられます。
例えば、ノコギリで木を切る場合、日本人は手前に引きながら力をいれて切ります。一方、欧米人は、遠位に押しながら切る方法をとります。そのため、日本と欧米のノコギリの歯の向きは真逆になっているのです。カンナやヤスリを使用する時も同様です。
このよう生活習慣の違いは、筋肉の特性や形態に影響を与えていると言えます。