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2022/9
ギックリ腰 50代男性 症例報告
この男性は靴を履く時に右側の腰に激痛が走り、その痛みは初めての感覚だったそうです。
慢性的な腰痛は元々あり、症状の出る1、2日前に久しぶりに軽く腹筋をしたとの事でした。
来院当初は中腰姿勢で歩幅も狭く、右足をかばう歩き方をしていました。腰の前後の可動域は痛みが酷くて動かすことができず、座るのでやっとな状態でした。
痛みは右側に強く出ており、ベッドには右肩上の横向き姿勢になってもらい、炎症を抑えるため患部を冷やしながら関連する部位をよくほぐしていきました。
帰る頃にはまだ痛みは残りましたが、中腰から普通の立ち姿勢になり、歩幅も通常に戻りました。
次は初診から3日目に来て頂き、痛みはまだありますが軽くなったとのことで、うつ伏せの姿勢で、強さに気をつけながら押圧を行い、身体の可動域を出すため軽くストレッチをして施術を終えました。
少しずつではありますが、着実に痛みの軽減と本来の身体の可動域に戻ってきていますので、引き続き様子を診ていきながら、今後ギックリ腰が起こらないように根本的な改善とケアをしていきたいと考えています。
坂田