13
2022/12
膝の痛み 60代男性 症例報告
膝の痛みで来院された60代男性。
この方は以前から膝の痛みに悩まされていて、今回は左膝の痛みが強くなってしまったそうです。
膝の可動域を確認すると膝を曲げる動作ではかなりの制限が出た状態でしっかりとしゃがめない状態でした。
特に膝の内側付近は変形を伴い盛り上がっていて、痛みが一番強い場所だと教えてくれました。
まずは膝の周辺の緊張した筋肉を良くほぐし、可動域を広げるためのモビリゼーションや軽いストレッチなどを行いました。
数回の施術で可動域は広がり、痛みもだいぶ減ってきたとおっしゃって頂けました。
膝につながる筋肉は、太ももの前面、側面、そしてハムストリングと呼ばれる後ろの筋肉など多数存在していて、それがバランスを取り合いながら膝を動かしています。その筋肉が硬くなれば膝の可動域も落ち、関節自体の変形や軟骨の減少を引き起こしてしまいます。
この方は整形外科で変形性膝関節症と診断され、骨と骨の隙間が少なくなっている状況でしたが、施術を重ねていくことで、日常の生活がだいぶ楽になったと言って頂きました。
変形した関節は元には戻りませんが、痛みの軽減や機能を改善していくことは可能ですので膝の痛みでお悩みの方はぜひ一度ご相談下さい。お力になれれば幸いです!