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2014/4
睡眠不足は太る原因になる?
睡眠時間が極端に短かったり、質のいい睡眠が取れないと、様々なホルモンの分泌バランスが乱れてきます。
グレリンという胃から分泌されるホルモンがあります。これは食欲を増進させるホルモンで、10時間眠った時と、4時間眠った時とでは、後者の方が圧倒的に分泌量が増えます。
また、食欲を抑えるホルモンである、レプチンは、睡眠時間が短いほど、分泌量が減ります。
睡眠不足は、食欲を増し、満腹感を減らすため、肥満の原因になるのです。
さらに、睡眠不足の状態では、常に交感神経が優位になっています。これにより、副腎皮質ホルモンが過剰に分泌され、血糖値が上昇し、糖尿や高血圧の原因にもなります。
極端な睡眠不足は、太るだけでなく、病気の原因にもなるので注意しましょう。