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2014/5

テニス肘(上腕骨外側上顆炎)

上腕骨外側上顆炎は、テニスプレイヤーにとても多いことから通称  テニス肘  と呼ばれています。これは、テニスのラケットを振る、ボールを打つなどの動作を繰り返し行うことで手首を伸ばす筋肉に過度の負担がかかり、この筋肉が骨にくっついている箇所が痛むためであると考えられています。

またスポーツや仕事に関係なく、日常の動作が原因になっていることも多いようです。

上腕骨外側上顆炎になると、肘の外側に痛みを感じます。じっとしている時はあまり感じませんが、手首を手の甲側に反らしたり、内側、外側にひねった時、指を伸ばすように力をいれたときに痛みが強く出ます。

テニス肘になると長引く場合がよくあります。痛みがひどい場合は炎症が起きている可能性が高いので患部を冷やしてあげたり、関連する筋肉をよくほぐしてあげることが有効です。

また激しく肘などを使ったあとは、痛くなくても冷やしてあげることが怪我の予防につながります。