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2014/7
加齢臭のしくみ
中高年になると加齢臭と呼ばれる独特の体臭が強くなります。加齢臭の原因物質はノネナールという不飽和脂肪酸です。
40歳を過ぎるころから、皮脂腺から9-ヘキサデン酸という脂肪酸が多く分泌されるようになります。
この脂肪酸が酸化したり、発酵すると、ノネナールが生じるのです。
9-ヘキサデン酸は、男女を問わず、増えるのですが、加齢臭が男性に強いのは、男性ホルモンが皮脂腺を活発にするためと言われています。
加齢臭を抑えるためには、首や背中を清潔にすることや、肉食を控えて、海藻や野菜を多くとるといいそうです。
また、ストレスも大きな原因になります。
適度な運動をしたり、趣味の時間を持つことも、加齢臭の予防になるでしょう。