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2017/12

痛みは警告信号の役割③

痛みは警告信号の役割③
自律神経には交感神経(働く神経:アクセル役)と副交感神経(休む神経:ブレーキ役)があり、両者の均衡で内臓の働きは調節されています。前者、交感神経は労働や運動時に心臓の動悸や血圧を高めて精神活動を活発にしますが、この働きが強過ぎると痛みに対して人は鈍感になりがちです。

身体は「なんかちょっと変だな」「痛いと騒ぐほどじゃないが、ちょっとつらいかな」と感じる程度にとどめてしまうようです。「まあ、いい、これぐらいなら我慢できるし、そのうち治るだろう」などと自分に騙し騙し言い聞かせるのではなく「放って置くと悪い(少し危ない)のでは?」と受け止めてはいかがでしょうか?

普段と違う違和感(異常)を知らせる大事なサインを見逃さず、ちゃんと休息や睡眠をとりましょう。痛みを感じて変だなと思いながら放置したために無視できない痛みに至って顔をしかめ、「これは治るのか?」と不安を抱える前に、こうした痛みの問題解決の先送りは避けたいものです。

 

鈴木

 

 


 

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