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2022/7
腰痛 30代男性 症例報告
この男性は日頃から機材などを運んだり重たい物を持ったりするお仕事ですが、腰痛になった事はほとんど無かったようです。
しかし今回仕事がとても忙しくなり、疲労はピークだったとの事でした。いつものように機材を持ち上げた瞬間、腰に違和感を感じたそうです。
そのまま動けなくなるような事は無かったのですが、ずっと腰に痛みが残っている状態でした。
背中から腰を触診していくと背中を支えている起立筋という筋肉が過緊張を起こしていました。
張ってしまった筋肉は柔軟性を失ってしまい、そこに強い負荷がかかれば筋繊維を痛めてしまう可能性が高くなります。この方もそれが原因で腰を痛めてしまったようです。
まずは緊張した筋肉をゆっくりとよくほぐしていき、固まった関節や背骨の動きをつけていくと痛みは無くなってくれました。
定期的に筋肉を緩めてあげる事はとても大事で、予防につながります。痛みが出てからでは長引く事がありますので、早めの対処をおすすめします。
特に外での作業をなさっている方は、これからの時期、水分補給や休養をこまめに取り、身体に疲労を溜め込まないように気をつけましょう!