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2022/12
ギックリ腰 40代女性 症例報告
この患者さんは朝起きて出かける前に腰に激痛が走り診てほしいとの事で来院されました。
最初は腰の痛みを庇うように中腰になり丸まった姿勢になっていました。
少しでも姿勢を伸ばそうとすると痛みが出ていたので横向きでベットに寝てもらい、まずは姿勢を少しでも伸ばせる様に腰を中心に診ていき、背中、お尻、脚をほぐし、炎症を軽減するために患部を冷やしました。
途中患者さん自身のお話を聞いていくと、過去に何度かギックリ腰をしており、7年くらい前に右腰にヘルニアが現れ手術をしたそうです。
そこから腰に負担がかかりやすくなり、いつの間にか寝て起き上がるのもキツくなって、ここ数年仰向けとうつ伏せで寝る事は無く、基本横向きで寝ていると教えてくれました。
現在でもこの患者さんは定期的に来院して頂いており、痛みが出て最初の1か月くらいはうつ伏せのほぐし、腰のストレッチなどは出来ませんでしたが、現在は少しずつうつ伏せでもほぐしを受けられ、軽くストレッチも出来るくらい改善してきました。
起き上がりもスムーズになってきています。
過去にギックリ腰とヘルニアの経験があるのでまた無理をすると症状が現れやすくなっていますので、引き続き腰と周辺部は改善と予防をしていき、本来の動きを一日でも早く取り戻せるように頑張っていきたいと考えています。
坂田